じゃもさんの来た日。
じゃもさんがうちに来たのはちょうど20年前、1988年の10月。
秋なのにかなり暑かったその日
ちょっと遠くのスーパーで里親探しのイベントがあるということで
家族みんなで車に乗って出かけた。
いい子はいるかなあ~?とサークルの中で遊んでる子猫たちを見回すと
サバトラのちょっと可愛い子がいた。
目を付けておいてうろうろしてると
サークルから少し離れた日陰で休んでる猫を連れた人がいた。
家で生まれたキジトラの五つ子ちゃんの里親を探しに来たと言う。
おうちで生まれたならお母さんのおっぱいも飲んで元気に育ってて安心。
前に拾った子は病気にかかってて間もなくお星になってしまったので
この安心感は何にも勝るものだった。
どの子がいいかなあ?と、一見そっくりな5匹を見比べる。
一番元気で可愛い子は男の子だったので
ちょっと顔は細くて大人しいけど2番目に可愛かった女の子に決めた。
なんでオスはダメだったのかは謎。
スプレーされたら困るとか外出てったら困るとかそんなことを思っていたような。
飼い主さんは貰い手が決まったことを喜んで、
家で食べさせているというカツオのネコ缶を買いに行ってお土産に持たせてくれた。
連れて帰る途中、車の中が暑かったのかハアハアしだしたので
慌ててその辺の公園に止めて水を飲ませた。
木陰で休んで車の中の空気も入れ換え
落ち着いた所で、またちょっと遠い道のりを経て
初めて我が家にやって来たじゃもさんであった。
じゃもさんの兄弟たちは今どうしているんだろうかとふと思う。
みんな元気で20歳を迎えているだろうか?
元の飼い主さんの連絡先ももらってたのに
何も問題がなかったのでそのまま連絡を取り合うこともなかった。
ちょっと残念なことをしたな。
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